LAND ART GENERATOR

チームメンバー
TEAM MEMBER

共同創立者のロバート・フェリー(建築家)とエリザベス・モノアン(アートプロデューサー)のもとに、パブリックアートや都市計画、再生可能エネルギーの専門家が集う、学際的なチームでLAGIを運営しています。

今後ますますクリーン電力へのシフトは加速し、新たな都市計画や、市民コミュニティ主導のエネルギー政策が求められる時代が訪れます。その時、地域の住みやすさを向上させ、経済発展を促進し、同時に社会的公平性を高めるために、分野横断的な知見に支えられた創造的なアプローチが不可欠です。

Land Art Generator Initiative(略称:LAGI)は、2009年春、建築家のロバート・フェリーと、アートプロデューサーのエリザベス・モノアンによって設立されて以来、パブリックアートや都市計画、再生可能エネルギーの専門家8名を理事として擁し、学際的なチームを運営。「再生可能エネルギー発電所の普及におけるアートの可能性」をテーマに、世界各地の、公共機関や民間企業の新しいクリーンエネルギー・プロジェクトの計画・設計・実行を支援してきました。

2015年、LAGIは、社会正義、環境、遺産保護の分野におけるイノベーター支援を行うJ.M.カプラン基金の『J.M.K. Innovation Prize』を受賞。2016年の『SXSW』、2019年の『世界エネルギー会議』など、国際カンファレンスでも多数登壇しています。現在、文化芸術における米国唯一の公的助成機関である国立芸術基金から複数の助成を受けています。

出版物

  • 『Regenerative Infrastructures』(Prestel Publishing)

    購入する
  • 『New Energies』(Prestel Publishing)

    購入する
  • 『Return to the Source』(Prestel Publishing)

    購入する
  • 『The Time is Now: The Time is Now: Public Art of the Sustainable City』(Page One Publishing)
  • 『Powering Places: LAGI Santa Monica』(Prestel Publishing)
  • 『Energy Overlays』(Hirmer Publishing)
  • 『A Field Guide to Renewable Energy Technologies』 など多数

共同創立者

  • ロバート・フェリー

    ロバート・フェリーはUSGBC(米国グリーンビルディング協会)によるLEED認定プロフェッショナル資格を持つ建築家であり、LAGIの共同創立者の一人です(カーネギーメロン大学卒)。20年間にわたるコンサルタントとクライアント両面の実務経験を持ち、米国で10年間、持続可能な都市開発の設計とプロジェクト管理に携わった後、アブダビで4年間、大規模な商業プロジェクトのコンサルタントとして活躍。建築物がネットゼロを超えて周辺都市のエネルギー需要に貢献する方法に着目し、気候変動に対する包括的な解決策として、建築と都市デザインが担う役割を提案し続けています。また、建造物一体型再生可能エネルギー技術の限界に挑戦したコンセプトデザインに関する書籍も数多く出版しています。

  • エリザベス・モノアン

    エリザベス・モノアンは、アートや市民コミュニティ視点からLAGIを下支えする共同創立者です(カーネギーメロン大学卒)。彼女は、都市、大学、企業、芸術団体、そして市民コミュニティと連携し、それぞれの地理的・社会的・歴史的な制約条件を踏まえながら、再生可能エネルギーの導入方法をきめ細かにデザインしています。「再生可能エネルギーの美学」や「気候変動への解決策を提供する上でのアートの役割」というテーマについて、世界各地で出版、展示、発表を行っており、彼女のリーダーシップの下、LAGIは複数の米国国立芸術基金を獲得。2015年にはJ.M.カプラン基金から『J.M.K. Innovation Prize』を受賞しました。

理事メンバーのご紹介(英語)